さて、異様なほどひとりで盛り上がっていた私であったが、
ふと現実に引き戻されることがあった。
・・・・・・・帰りの飛行機のリコンファーム(確認)!!!
今から行こうとしているラーマナマハリシのアシュラムは
ティルバンナマライというとても小さな村にある。
バンガロールからバスで何時間もかかるらしいのだ。
そんなところに電話があるのだろうか。
インド事情に疎い私が何より心配したのがそれだった。
もし電話がなかったら、、、
帰りのリコンファームができない!
貧乏旅行なんだもの、再度チケットを買うなんて、私には許されないのだ!!
まだリコンファームするには早すぎたが、しないよりましだろうと電話を探した。
でも、なんだか様子が変だ。
街中だれもいないぞ。(^_^;)
変だなぁと思いながら、電話、電話、と探し歩いていた。
と、その時、何か人が座ってるのが見えた!
電話もありそうだ!借りられるかどうか聞いてみよう。
何かの事務所だったろうと思うがビルの一室にお邪魔し、挨拶してみた。
「あの、電話をお借りできますか。航空会社に帰りのリコンファームをしたいのですが。」
「今日は日曜日ですよ。月曜日に電話しないと。」
じわあっーー。(←私の汗の流れる音)
「えっと、あのでも私はティルバンナマライに行くのですが、
そこからは多分遠距離電話とか、連絡できないのではないかって思うのですが。」
「ティルバンナマライ?知らないなぁ」
どうしよう、、、
おきまりの頭真っ白状態が私を襲う。
ふと目を壁にやるとサイババの写真が貼ってあった。
―――実はこの日の記憶が定かではない。
なぜこんなに私は困っていたのだろう?
そもそもリコンファームって日曜日にできないものなのだろうか。
今となってはわからない。
トンと飛行機にも乗ってないので自由旅行の場合、
どうするのかという記憶も怪しい。
さらに言えばなぜこのオフィス街をうろついたのかも記憶が定かではないのだ。
とにかく気が付いたらあるオフィスでたったひとりで
仕事をしていたMr.クマールに出会っていたのだった。―――
困ったヤツだなぁ、というクマール氏の表情を見て取った私は
「このままでは追い出される」という危機感を感じ、
「あ、私はサイババのところへ行きました!」
とにっこり話し掛けていた。
クマール氏の顔がみるみる至福顔になっていくのを見て、
わーーー、ごめんなさい!と思いながらも、正直安心している私。(-_-;
信者でもない私に「彼は神です」と暑く語るクマールさん。
は、はぁ、、、
うなずくことしかできない私。
突然クマール氏は提案をしてくれた。
「私が月曜日にあなたの代わりにリコンファームしておいてあげましょう。」
うっそー!\(◎o◎)/!
罪悪感にさいなまれながらも私は小躍りしたいくらい嬉しかった!!!
彼の住所などを聞き出して、私は何度も何度もお礼を言ってその場を後にした。
あぁーー。
これで今すぐラーマナマハリシのところへ行ける!


